歯科医院とコンビニの数 |
投稿:院長 |
もうすぐお盆ですね。当院は8月10日〜15日まで休みを頂きます。楽しい計画をされている方も多いと思いますが、どうぞ熱中症や水の事故に気を付けて楽しい休暇をお過ごしください。 さて、今回はよく言われる「歯医者はコンビニより多い」という話をしたいと思います。実際どうだと思いますか? その答えは・・・「正しいけれど、理解の仕方が間違っている」でしょうね。 調べてみると、日本に初めてコンビニと思われる店舗が出現したのは1969年、大阪での事だったようです。 統計によると、その年の歯科医数は37,406人。そのうち病院勤務者数が2,449人で診療所従事者が33,528人。多くの歯科診療所は歯科医師が1名か2名ですから、歯科診療所つまり町の歯医者は、当時から10,000件以上存在していたでしょう。 さて、2023年1月の統計によれば全国のコンビニ数は約57,000件。歯医者は68,700件。確かに多い。 これをどう見るかですが・・・。 要するに、上記のとおり この世にコンビになるものが出現した時点で既に多くの歯医者が存在していた。そして、その後コンビニの数は増加したものの頭打ちで、今でも追い付いていないってことですよね。 つまり、初めから「歯医者はコンビニより多い」が今も続いているだけであって、歯医者が急増して追い越したのではないんです。だから、時に歯医者の多さを揶揄するこの議論は、正しいけど理解の仕方が間違っているんじゃないの? 自分は常々そう思っています。 |
2023年8月5日(土) |
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