開院21年目に入りました。 〜時間の話〜 |
投稿:院長 |
久し振りの更新です。 はじめに、熊本県をはじめ地震で被害に会われた皆様には、心からお見舞い申し上げます。福島県や宮城県の復興も道半ばですし、昨年の豪雨による災害も記憶に新しいですね。日本列島は毎年の様に天災に襲われます。そのたびに人間の力が及ばない自然の驚異を感じずにはいられません。 さて、当院は平成8年4月の開設から21年目の春を迎えました。この地区では一番古いクリニックとなり、その分、院長の僕も齢を重ねました。以前はまだ幼かった患者さんが今では立派な学生や社会人になったのを見ると、変わらぬ面影に思わず微笑んでしまうのと同時に、時は確かに流れたんだなという思いにもまた、とらわれます。でもみんな優しくて、院長は昔と変わらなですよと言ってくれるのが嬉しいです(涙)。 時間は万人に平等ですから、僕がオジサンになってきたのも仕方のないことで、最近では自分がそうであることに慣れてきました。ただし、できたらいい年齢の重ね方がしたいですね。近くに寄るなよ〜みたいになったら廃業しなきゃですもん。 ・・・と、ここまで読んで、あれ、相対性理論では時間は万人に平等ではないんじゃない?? と思った人は、鋭いですね。 アインシュタインによれば、超高速で移動している人と、そうでない人とでは時間の進みが違ってきます。宇宙旅行から帰還したら、地球では宇宙船内での時間よりも遙かに長い年月が経っていたっていう、いわゆる「浦島効果」です(うろ覚えだけれど、多分あってる)。 そんなの日常に関係ないでしょと思う方も多いかもしれませんが、衛星を利用したカーナビのGPSが、相対論を応用して位置の補正をしてるというのは、割と有名な話です。 衛星は上空を高速で移動しているために地上の時間とは進み方が違っていて誤差が生じてしまうから、その分の修正をしないとナビは使い物にならないそうですよ。新幹線で移動する時も、実は地上にいる人の時計と車内とでは僅かながら進みが違う(車内の方が遅い)と本で読んだことがあります。誰かと二人で、超精密時計で、せーのって実験してみたくなりませんか。 |
2016年5月7日(土) |
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