流星観測の結果 |
投稿:院長 |
前回のブログであれだけ書きましたので、ふたご座流星群の顛末を手短かに。 残念ながら、14日は雲が多くてまったくダメでした。晴天のはずだったのに。 翌15日は空が澄んでいたので、寒さの中、頑張って30分ほど粘りましたが一つも見えず。結局、13日にたまたま見ることができた結構明るめの流星一つしか観ることができませんでした。 でも15日は、ふたご座はもちろん、オリオン座のM42星雲が肉眼でもしっかり確認出来ましたし、その下にあるうさぎ座、そして右側のおうし座の昴(プレヤデス星団)もくっきりと見えて、とっても綺麗でした。それはそれで満足。 余談ですが、気象予報士の制度が出来て久しいし、予報士ごとの的中率をランキングにしたら面白いのになあと、以前から思ってるんです。番組や放送局で競ったら面白そうじゃないですか。誰かがもうやってるのかな。 だって、外れても「予想外に・・・で」という風に、当たらなかったことに対して大抵はスルーなんだもの。 予想外って、つまりは「予想が外れて」ということじゃないですか。でも、なかなかストレートには認めませんよねぇ。嫌な奴みたいな言い方ですが。 僕なら、外れました、済みませんと素直に言ってしまいます。 なぜなら、気象に関するサイエンスは非常に難しいと思いますし、要は現代の気象学が残念ながらそこまで行っていないってことだから、予報が当らなくても仕方ないと思うからです。だから、あまり自信をもって予報は言えないかなあ(それは単にあなたが無知で不勉強だからとお叱りを受けそうですが)。 それに、よく耳にする「降水確率」というのだって、確か過去30年でしたか、今までに同じ様な気象条件(気圧配置)のときに雨が降っていた割合のことだったと思います。 以前は同じような条件のときには○○%で雨でした。だから今度も大体その確率で雨じゃないのかな・・・・っていうだけの話ですよ。これ、厳密に言うと過去の話だから、予報じゃないんです。メディアはそういう言い方はしませんし、一般にそう受け取られてはいないでしょうけれど。 それでもその確率に頼るというのは、やはり気象サイエンスが非常に難しいからなのかな。そう思えるのです。 ともあれ、13日にもっと頑張って観ておけばよかったなあ。 ※ 特に後半は勝手な独り言なので、不快に思う方がいたら済みません。 |
2018年12月17日(月) |
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