千葉市中央区宮崎町  京成千原線千葉寺駅近く しんかわ歯科クリニック  一般歯科・小児歯科・小児矯正・審美歯科・予防歯科

しんかわ歯科クリニック

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ブログ 〜 ”しんかわ院長はこんな感じ”


 大きな、大きな、お二人。
投稿:院長
 この春、しんかわ院長にとって大きな人物が、相次いで旅立たれました。
 立花隆さんと藤田紘一郎先生です。

 立花隆さんは、いくつもの有名な著書のある言わずと知れた本物のジャーナリストです。 
 しんかわ院長は、その中でも「精神と物質」という本が気になって改めて読み始めています。日本人として初めて、しかも単独でノーベル生理医学賞を受賞したマサチューセッツ工科大学教授の利根川進先生への合計20時間に亘るインタビューをまとめた本です。
 先日の読売新聞には、立花さんを追悼する利根川先生の文章が掲載されました。一流の人間同士、分野は違えど通じるものがあったのではないでしょうか。
 今はコロナで免疫が云々という話が多くされますが、人体は未知の外敵に対して柔軟に免疫力を発揮することができますよね。利根川先生はマウスを使って「生物はDNAにプリントされた固有で不変な有限個の形質を生まれ持つだけなのに、なぜそれほど多くの未知の外敵に対応する抗体を生産できるのかと」いう免疫機構の多様性の謎を、分子生物学を用いて遺伝子レベルで解明されました。100年に1度の画期的な成果を挙げられたのです。一介の歯科医に過ぎない僕にも、その凄さは理解できます。その凄さを、高校で生物を履修したくらいの知識で分かるようにインタビュー形式で解説してくれます。ある事柄を自分が理解するのと、それを素人に分かり易く解説するのはまた別物で、その伝える立花氏の才能が素晴らしいし、インタビューする前の事前予習が凄まじく、これぞプロという感じです。まあ、僕などが評するまでもありませんが。
 そういえば、もう20年以上前になるかな、利根川先生と、これまた超有名な建築家の安藤忠雄さんの鼎談をリアルタイムで拝聴したことがありました。演題は「クリエイティビティとは何か」というものだったと思います。どうしたら独創的な発想ができるか。非常に興味深かったのを、当時のメモと共によく記憶しています。それも一緒に読み返してみたら面白そうだなあ。日頃の臨床に何か役立つといいな。

 もうお一人は、寄生虫学の大家であった東京医科歯科大学名誉教授、藤田紘一郎先生です。僕とは同じ大学で、しかも柔道部の先輩にあたる方でした。寄生虫であるサナダムシを自分の腸内で「○○ちゃん」って名前を付け15年も飼い続けたというユニークな研究者です。時折TVにも出演されていましたので、ご存じの方もいるかもしれませんね。
 先生には、大学の千葉県同窓会でご講演をいただいた際に、当時その担当だった自分は随分親しく接して頂きました。温和でお話が楽しく、尊大さなど微塵もない素敵な方でした。そして何冊か著書を頂き、その一冊にはわざわざサインをしてくださいました。僕の宝物です。藤田先生、お世話になりました。本当にありがとうございました。

  

 大きな、大きな、お二人に合掌。  とても淋しい思いです。

2021年6月29日(火)

 26年目の始まりです。
投稿:院長
当院は、4月15日で開院25周年となりました。
平成3年に東京医科歯科大学歯学部を卒業し、大学の医局に所属しながら勤務医を続けて研鑽を積み、平成8年の春に旧クリニックを開業しました。
その後、平成25年に斜向かいの新クリニックに移転し、合計で25年が経過しました。
学生の6年と勤務医の5年を足すと、この業界にもう36年も身を置いていることになります。ある時、知り合いの方に「先生はベテランだから」という表現をされて、ハッとしたことがあります。自覚が無かったのですが、まあ、外から見たらそうなるよね、と納得させられたものです。

30年の歯科医師生活の中で、自慢してもいいかなと思うのは、体調不良で仕事を休んだことが殆どないことです。多分、3回あるかないか。もちろん万全の体調でないこともありましたが、そこは気力です。それに、子供の頃から柔道をやってきたお陰で体が丈夫なんでしょう。大人になってからは打撃がしたくてボクシングと空手。そうやってずっと体を動かしてきました。丈夫な体に生んでくれた両親にも感謝しなくてはなりません。

記念日の昨日は、歯科医師会の役務のため休診日にも拘わらず朝から「仕事」していましたし、そもそもこのご時世では祝賀パーティーなどとても開くことは出来ませんから、割と普通の木曜日でした。
それでも夕方から、家内と二人でささやかなお祝いをしました。
30周年の時には何か企画しようかな。そういう世の中になっていればと願うしかありません。

薬学部を中退してから再受験をして歯学部に入り、バイトと部活(柔道部の主将でした!)に明け暮れたこと。そんなこともあって、2日に亘る国家試験の時は1日目が終わってから徹夜して2日目に突入し、なんとか無事に合格したこと。勤務医時代や旧クリニック、新クリニックの開院の時のことが走馬灯のように浮かんできます。色々なことがありました。

そんなわけで、今日が26年目の初日です。
これまでお世話になってっきた多くの方々への感謝を忘れず、毎日を大切に過ごしていきたいと思います。
これからもよろしくお願い致します。

2021年4月16日(金)

 クリニックがピカピカになりました。
投稿:院長
休診日を利用して、エアコンとその室外機の徹底清掃と床のワックス掛けを業者さんに実施してもらいました。
コロナ対策の一環という意味合いもありますが、元々定期的に行っていたことを、更にバージョンアップしたといったところです。
まあ、とりあえず床は分かり易くピカピカになりますので、理屈抜きに気持ちがいいものです。

 ※診療スペース側から待合室へのドア方向を見たところ

常時換気をしているため、この季節は暖房をしても若干院内が寒くなりがちになりますが、当院はスリッパに履き替えることなく診療スペースに入っていただけますので、ブーツ等を脱ぐ必要もなくて、寒い思いはせず衛生的でもあります(ちょっとだけPR!《笑》)。



2021年1月22日(金)

 2021年が始まりました。
投稿:院長
新年明けましておめでとうございます。

1月5日(火)より診療が始まりました。
新型コロナウイルスは変異種が現れ、色々と不安な方も多いかと思います。
しかしながら、これまでに歯科医院におけるクラスターの発生は一例も報告されていないことを改めて指摘しておきたいと思います。
歯科界では、従来からスタンダードプリコーション(標準予防措置策)が強調されてきました。昨春からより一層の感染予防に努めているのは確かですが、それはあくまでも念のためということになります。

また、口腔内を良好に保つことが全身の健康に資することは、もはや常識になっていると言っても過言ではありません。もちろんエビデンス(証拠となるデータ)も存在します。
歯や歯ぐきの状態で辛い思いをされて治療を受けられる方はもとより、ご自身の口腔と全身の健康のためにケアを受けようとする方も、どうぞ安心して歯科を受診なさってください。

オリンピックが本当に開催できるのか、それも極めて不透明な今年の幕開けですが、今がボトムだと思って前を向いていたいと思います。
本年もよろしくお願い申し上げます。


2021年1月6日(水)

 年内の診療が終了しました。
投稿:院長
年内の診療が終了しました。
今年は世界が新型コロナウイルスに翻弄され続け、今も混沌として出口が見えてきません。まさに歴史に残る非常に悪い一年でした。古の世なら間違いなく改元していたでしょう。
そして同時に、我々の生きるこの社会の色々な良くない面が炙り出された年でもあったように思います。

まだ若い有名俳優・女優さんの自死も衝撃的でした。また、昭和を生きた作曲家・作詞家・落語家の方々が年の瀬になって相次いで亡くなられました。昭和が、どんどん遠ざかっていきます。

さて、今日は午前中で診療を切り上げて、午後はスタッフ総出で大掃除でした。毎日の清掃で手が回りにくい物置や建物の細かな個所もキレイにすることができました。新クリニックに移転して7年が経って、待合室のTVモニターを交換したりLEDライトの交換をしたりと、時々メンテナンスが必要になってきました。年明けには床のワックスがけもしますし、これからも綺麗で清潔なクリニックで皆様をお迎えしたいと思っています。
そうそう、来年の4月に当院は開院25周年を迎えるんですよ。その頃スタッフとお祝いができたらいいなあ。

1月は5日(火)から診療開始です。これからも感染予防には細心の注意をして参りますのでご安心ください。検温や手指の消毒等、皆様にはご協力をお願い致します。

さあ、多難な2020年も終ろうとしています。
2021年がもう少しいい年になりますように。
本年の、皆様の変わらぬご厚情に心より感謝申し上げます。


2020年12月29日(火)

 学校健診に行って来ました。
投稿:院長
今週の木曜日、休診でしたが学校医をしている中学校の健診に行って来ました。コロナの影響で、本来なら春に実施だったのですが今年は例外です。
養護教員(保健室の先生ですね)のM先生、しんかわ院長がこの学校の校医を初めて仰せつかった時に赴任されていた先生なんです。15年ぶりに同じ中学で奇跡的にまたお会いすることが出来ました。校長先生のお話では、この様に同じところに戻って来るケースは非常に稀とのことです。とっても嬉しい再会でした。

そして、その校長先生は自分がよく知っている同業ドクターの中学・高校の同級生と判りました。いろんなところで縁がつながっています。
子供の頃、校長室って、よっぽど悪い事して怒られるときに呼び出される場所だったというイメージがあります。そこで公務の合間にこういう世間話が出来るのは自分がそれなりの歳になったということだと思いますが、実に不思議な気持ちになります。

今月は小学校の就学児健診、中学校での歯科啓発事業、県歯科医師会の委員会といった役務が続きます。自分も体調管理に注意しなければと思っています。


2020年11月14日(土)

 中秋の名月
投稿:院長
一昨日の夜、中秋の名月を見ましたか?
満月は翌10月2日とのことだったので、しんかわ院長は二日とも空を見上げていました。
月面には、うさぎの頭のところが「静の海」、耳は「豊の海」「神酒の海」というように、多くの名前が付いています。そして、「コペルニクス」「ティコ」といった天文学者の名前が付いた大きなクレーターは、そこから放射状に広がる線状と共にちょっとした双眼鏡でも十分に確認できます。直径は80km以上あるので、月の大きさもイメージできます。昨夜も良く見えていました。

また、今は夜8時頃には月のすぐ左に火星がかなり明るく黄色に光っていて、同じ高さのずっと右の方を見ると、やはり明るい木星が見えています。その少し左には土星がいて、ちょっと暗めですが確認できます。
・・左から、火星、月、土星、木星、ね。

毎日の空の様子は、国立天文台の「今日の星空」というサイトで確認できるので、自分は、いつも仕事帰りにこれで確認して空を見上げています。

https://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/skymap.cgi

夜空に輝く星を、それが何なのか分かって眺めると一味違うし、何だか会話が成り立っているような気がしてくるから不思議です。



2020年10月3日(土)

 グッズのご紹介
投稿:院長
7月から始めたグッズのご紹介を、HPでも少しずつしていきます。
メーカーのサイトへリンクを貼ったものもありますので参考にしてください。

治療・処置はクリニックで行いますが、日ごろのセルフケアも同じくらい大切なので、その一助になればとの思いからです。
だって、歯周病治療に一生懸命通っていただいても、仮りに家で全然歯磨きしなかったら、そりゃよくならないですよね!
その時に自分に合った歯磨き剤等が判っていたら、同じ歯磨きするなら、その方が効率がいいと思いませんか。


2020年9月4日(金)

 口腔ケアグッズのコーナーが始まります。
投稿:院長
今年の後半の始まりです。今日は午後を休診とさせていただき、スタッフ総出で大掃除をしました。
毎日の掃除は当然やっています。でも年に2回の大掃除では気になるところを徹底的にキレイにできますし、不要物の選別(断捨離って言うのでしょうか)が出来ます。普段と違う作業で疲れるのですが、非常に清々しい気持ちになりますね。

さて、当院では新たに「口腔ケアグッズのコーナー」を設けることにしました。受付カウンターの一番奥に陳列用のラックを置いて、院長とスタッフがセレクトした歯ブラシや歯磨剤を取り扱います。もちろん従来品もです。

歯ブラシをはじめ、巷にはものすごい種類のグッズが溢れています。ドラッグストアやセレクトショップに行けば、しんかわ院長も見たことがない様な商品がズラリ。機能性ガムやサプリも多数あります。
でも、「種類が多すぎて、結局どれを選んだらいいのかわからない」という多くの患者さん達の声を聴いてきました。本当に、その通りだと思います。
そこで、このところ出入りの歯科業者さんや、仲間の歯医者さんの意見を聞き、メーカーの資料や論文を検討し、講師を招いて院内研修をしてきました。例えば歯ブラシならその設計思想や機能、歯磨剤なら成分やコンセプトをです。
その上で、我々が実際に試してみて、いいと思ったものだけを置いてご紹介していこうと思ったのです。

中には皆さんがあまり聞いたことがないものもあるかもしれません。
だけど、歯磨きは毎日するものですよね。だからこそ長期的には差が付き易いのです。どうせ毎日磨くなら、自分に合ったものをチョイスして正しく使ってみたいと思いませんか。
まだ緒についたばかりで、これから走りながらいろいろと整えていかなくてはなりませんが、このコーナーが少しでも皆様のお役に立てたらと考えています。今度来院したら覗いてみてくださいね。

なお、口腔ケアは多くの疾患同様に新型コロナウイルス感染症の予防にも資するといわれています。また、天災の被災地でも歯科医師会などが寄贈する歯ブラシは非常に喜ばれると聞いています。口は健康の入り口なんですね。

2020年7月1日(水)

 現況報告です(つづき)。
投稿:院長
県境を跨いだ移動が解禁され、各種商業施設や飲食店も営業が再開されました。生活の閉塞感は、少し緩和された様に感じます。
しかし、6月15〜22日の新たな新型コロナウイルス感染者は千葉県内で5人、都内では今日は55人との発表がありました。

当院では、受付と会計カウンターにシールドを設置し、来院の方全員に非接触体温計を用いた検温をお願いしています。
我々ドクターはゴーグルにフェイスガードを装着し、スタッフは受付でもチェアサイドでも、ゴーグルとグローブを必ず着けて業務にあたっています。
通気のためエアコンを動かしながら窓は開けていますが、梅雨に入り、日によっては熱かったり寒かったりしますので、院内の空調がちょっと難しいですね。

今日は、ユニクロの柳井さんが京都大学に100億円の寄付をするというニュースが飛び込んできました。スケールが大きすぎて驚くしかありませんが、こうして成功者が社会に何かを還元するのって、いい話です。
山中先生は研究費を削るぞとプレッシャーを掛けられていたという噂がありますし、本庶先生は製薬会社と裁判をやっています。きっと、柳井さんはそんな事情を斟酌したのでしょう。
日本は天然資源に乏しく、人口は減少傾向で、今のままでは国力が落ちていく一方です。現に、GDPではとっくに隣の大国にダブルスコアで追い抜かれてしまいました。
優秀な研究者に潤沢な研究費を!
科学技術の進歩無しに、この国の未来はないと思います。今のままでは、優秀な人材がどんどん国外に流出してしまいますよ。

100億円は凄い金額です。それだけに、どうでもいいようなマスクに400億円以上の税金を投入した怪しいオジサン達は、このニュースから何かを感じ取っているのでしょうか。そう思いを巡らさずにはいられません。



2020年6月24日(水)

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